微笑みうつ病について『心理面とカウンセラーの立場』

INDEX

微笑みうつ病を御存じでしょうか？
最近は芸能人や、著名人に関連して微笑みうつ病が取り上げられることが増えました
責任感が強く、周囲への配慮ができる方や、我慢強い方が多い
友人の距離感や関係性を大切にしても良い。つらい時こそ、相談者を選んでOK
さいごに

微笑みうつ病を御存じでしょうか？

微笑みうつ病は、正式な病名ではありませんが、鬱病やうつであるにも関わらず、周りに悟られないように笑顔を見せたり、周囲と楽しんでいるような素振りをして、うつであること自体周りが気が付きづらい状況を含めて指しています。

つまり、周りからは『抑うつ』や『うつ病』であるように感じられないので、本人のつらさと、周囲の間隔に大きなギャップがあることが特徴でもあります。

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最近は芸能人や、著名人に関連して微笑みうつ病が取り上げられることが増えました

周りと上手く過ごすことをとても大切にしたりする方や、表向きの自分が大きな存在や意味を持つ場合、相手と過ごす時間ですら自分の弱みを見せることができない時、微笑みうつ病という状態が生じやすいと考えられます。

しかし、これらの表向きの顔と、自分の本来のココロの悩みや辛さに大きな乖離があるほど、人は孤独感を覚えやすいものです。

憂鬱な気持ちが強く、本当は休みたいのに休めない

辛くて誰かに打ち明けたいにも関わらず、気軽に相談できない

無理してでも自分が笑顔でいることで、周りに迷惑をかけないで済む

このような考えや行動は次第に、自分の存在意味を見失ったり、孤立感、更には抑うつが更に深くなっていく傾向があります。

名古屋,金山の心理カウンセリング

責任感が強く、周囲への配慮ができる方や、我慢強い方が多い

微笑みうつ病の方の傾向として、責任感が強く、周囲への配慮ができる方や、我慢強い方が多い印象を受けます。

当然これらの、傾向は悪い事ばかりではありませんが、自分が本当に辛くて人の手助けが必要なメンタルや体調時には、裏目に出てしまうこともあります。

人に頼ることへの罪悪感や遠慮といった、他者から見える自分に対して厳しい評価や想像を働かせがちで、自分にも少々厳しくしてしまうこともあるからです。

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友人の距離感や関係性を大切にしても良い。つらい時こそ、相談者を選んでOK

もちろん、相談者それぞれの方に、人間関係の位置づけや距離感、人間関係の在り方に関する適度さはあると思います。もし、友人や同僚などに遠慮して相談しづらいと感じてしまう時には、カウンセラーや心理士などのココロの専門家も候補に挙げて見て頂けましたらと思います。

もちろん、友人のような気軽さは、カウンセラーにはないかもしれません。しかし、友人と会話するのとは違い、相談者を常に主体とした対話を通しながら、カウンセラーと一緒に相談者の悩みを共有し理解を深めることで、相談者が一人で抱えるつらさを緩和しながら、ストレスや悩みの解決、そしてストレスを感じてしまいやすい傾向や特性など、あなたの認知面に一緒に取り組む関係がカウンセラーや心理士でもあります。

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