家庭 恋愛
2022.12.13
結婚しなくてはいけませんか?なぜか世間の意見にモヤモヤするとき。
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結婚するか、しないか、するべきか、しないべきか
価値観の多様性により、結婚をしないことを選択する方も非常に多く、その選択に対する周囲の理解も大きくなってきていると思います。
しかし、結婚をしないことを選択するとき、そこには周囲の意見として、特には身近な人の意見も複雑に絡んで、悩まれた方も多いのではないでしょうか?
結婚するか、しないか、するべきか、しないべきか、自分の考えと世間の意見とで悩んだ時についてというテーマで記載をしてみました
結婚しない選択も良い時代になった
結婚をすることが当たり前、結婚をすることが幸せである。そんな時代は、確かに最近まで存在していました。
しかし次第に、結婚をするメリットや意義などを重視し、結婚をライフプランのパーツとして組み立てていく時代へと変わってゆきつつあります。
つまりはメリットが薄いと感じれば選択しなくても良い場合も出てきているのです。
しかしこの変化は、自分たちの両親や祖父母世代にはなかった考えでもあり、時として意見の衝突を起こすこともあります。
『メリットとデメリットは何か』
結婚するか、しないかを考える時にメリットやデメリットを考慮する方も少なくありません。
結婚のメリットを考えた時、パートナーといる安心感や充実感、新しく家族を持つ喜びなど、身近な人と共有される感情面や経験や思い出といった点は多くの方が考えるメリットかもしれません。
また結婚することで、世間からの見え方や評判といった煩わしい面が軽減されるメリットも考慮されます。
結婚して、パートナーや家族を持つメリットの一方で、個人で自由にできる時間や金銭は制限されてしまうかもしれません。家族も増えると余計に個人の自由は制限されるように感じ窮屈に感じる人も少なくありません。
そういう点では、結婚をすると、自分の時間と自由な金銭が制限されるというデメリットかもしれません。
『今やりたいことを大切にしたい』
今やりたいことを大切にしたいという気持ちは、結婚しても必ず幸せを手に入れられるとも限らない不確定さにも影響をします。
幸せになれない結婚もあるからこそ、結婚にかける労力も資金も人それぞれなのは当然でもあり先にも述べたとおり、結婚のメリットはすぐにははっきりと判断できません。
また、最初は良くても、時間とともにそうではなかったと感じることもあり、長期間でないと幸せかメリットがあるのか判断がつかないこともあり、そもそも結婚して幸せになれるかすら不確定要素でもあります。
だからこそ、今ある仕事や恋愛を楽しみたい!!と感じる方も多いのではないでしょうか。
『結婚への理想像はあるかもしれない』
だた現実との乖離が、結婚に対する打算的な考えを生みやすく冷めやすい
最適で最高な結婚相手というのは実はなかなか見つからないものです。もしかしたらあなたの理想は、自分の生活する環境の周りにはいないかもしれません。
理想と現実が違うとき、結婚に対する打算的な考えを生みやすく、当然、結婚に対するメリットやデメリットが無視できなくなります。
【考えポイント①】結婚しても、結婚をしないことを選択しても、未来は変化しうる
実際に結婚相手との関係等から、結婚しても幸せでないと感じる人も少なからず存在しているのも確かなのです。
また、結婚しても、パートナーに先立たれる方も少なくなく、結婚生活は一生継続するとも限らないのです。
もちろん、自分の時間を最優先したとしても、いつまでも自分の時間や価値観を優先した行動で満足できるとは限りませんし、ふとした瞬間にこの人となら結婚をして家族を持ちたいという想いが強くなることもあるかもしれません。
しかし、それはいわゆる世間の価値観というよりも、自分の価値観が変化する事でもあります。
【考えポイント②】結婚していない人への決めつけ発言には冷静に
結婚していないことは、何かよからぬ理由があるという決めつけをする人はいるかもしれません。
結婚していないことで、そもそも誰かに大きな迷惑をかけることになったり等、何かよからぬ理由になることはないのではないでしょうか?
もしそのような、決めつけの背景には、もしかしたらマウンティング、嫉妬などあらゆる意図が含まれているかもしれません。マウンティング行為や嫉妬などは、発する本人の自信のなさや存在のアピールが背景に関連して起きていることもあります。あなたの問題でなくても、ときに冷静さや受け流すだけの大きな余裕が必要になる場合もあるかもしれません。
【考えポイント③】そもそも幸せのカタチは人それぞれ
結婚せずとも得られる経験や幸せはたくさんあります。
また、自分で好きな時間を楽しみ、気の合う人たちと時間を共有するということ等も含めて、結婚でしか得られない幸せというのも、実はそこまで多くないのではないのかもしれません。
自分の時間や自分のやりたいことを追求することは、決してわがままではありません
自分の幸せは自分で決めることができるというメリットも大きいのです。
自分の人生であるからこそ、慎重かつ冷静に、時には大胆に考えてみよう
≪あなたの視点は大切≫結婚する?しない?どちらも不確定要素が大きい。最後は後悔の大きくない選択へ
結婚は一人では得られなかった経験も結婚相手とともに充実させることができるかもしれません。しかし、せっかく結婚しても人生への妥協や諦めの感情を少なからず抱いていることもあるかもしれません。
確かに、自分の人生が“良い意味”でも“悪い意味”でも変わってしまう可能性を結婚は秘めています。そのような未知のものに対して、自分の大切な時間や資金・楽しみさらには人生を投資する価値が果たしてあるのか、ないのか。
それとも、結婚という選択をして環境を変えてみるのもまた面白いじゃないかと感じるかどうかは人それぞれでもあるのです。
その不確定さへの投資を、今自分がどう考えるかは大変重要
今の時間の使い方、自分の過ごし方、人生に満足している場合、敢えて自分の時間を犠牲にして結婚を選択する必要は確かに低いかもしれません。
時に自分の選択は、大丈夫だったのかとふとした瞬間にドキドキすることもあるかもしれませんが、結婚しなくても結婚しても幸せはいろいろなところにあると思います。そして自分の未来だって変化するし、そして価値観も周囲の環境も時代も変化し続けています。
自分の人生であるからこそ、慎重かつ冷静に、後悔の大きくない選択は大切かもしれません。
まとめ
結婚するか、しないか、するべきか、しないべきか、メリットとデメリットで悩んだ時というテーマで記載をしてみました
そうはいっても、結婚に対する意見をぶつけ合ったり、なかなか相談できる場所って少ないかもしれません。そんな時、会社での出来事や友人と会話でモヤモヤすることがあって、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
一人で抱え込んでしまっているその想い。貴方の結婚に対するメリット・デメリット、共感される部分、もしございましたらお聞かせくださいね。
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監修者
カウンセリングルームここまり医師
医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。
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