悩んだ時どうする?友人関係について考えてみる

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2023.06.21

悩んだ時どうする?友人関係について考えてみる

友人関係について

友人関係をどう考えるのか、どう感じるのかは、一人ひとり異なると思います。

楽しい場所に一緒に出かける時の友人

食事やお茶など日常ライフワークの合間に一緒に過ごす友人

世間話や個人の考えなど、コミュニケーションを良好にとれる関係

特別なイベントを一緒に過ごす関係

服や小物など共通のデザインやお揃いをそろえる関係

困ったことや、悩んだ時にさせてくれる関係

このように、友人とはどのような関係かと考えると、様々な視点が出てくると思います。

そして、すべてを完璧に満たす友人もなかなかいないものです。

そして、自分にもプライベートや家族、そして仕事の関係といった自分を取り巻く世界があるように、友人にも自分の世界があります。

困ったときや、悩んだ時の友人関係とは

ここでは、友人関係でも、困ったことや悩んだ時の友人というテーマで記載をしてみました。

辛い時、悩んでいる時、誰かに聞いてもらいたい、話をしたいと感じることは自然な事でもあります。

しかし、

悩んでいることを無理に引っ張り出そうとしたり

解決へ向けた案を一方的に決めつけて提案をすること

自分に置き換えて話題をさらって語りすぎてしまうこと

をご友人に望んでいる方は少ないように思います。

つまりは、友人が困っている時は、手を差し伸べたり、寄り添ってくれるバランスのとれた距離感や関係は大切なように思います。

友人なら大きなアドバイスをしなくては!!と無理に思わなくてもいい

時に、友達から深刻な相談をされた時、ついつい「私が何か大きなアドバイス・力になってあげなくちゃ!!」と意気込んでしまうことがありませんか?

その結果、無理をして、悩みを引っ張り出そうとしたり、ついつい解決へ向けた提案をしつこく話してしまうことも少なくありません。

そして、その結果、相手も自分も気軽に相談することができなくなってしまう場合もあります。

相談者を主体とした、関わりに徹してみて

友人間での相談の場合は、あくまでも相談者を主体とした関わりは大切です。

私はこう思う、わたしの場合はこうだった…などなど、相談者の話題を奪ってしまいすぎな発言はNGです。きちんと話を聞き、相手の求めるタイミングで意見を伝えることは重要です。

友人との相談できる特別感は「落ち着き」「安らぎ」「安心感」もある

そして、何よりも友人の間だからこそ、落ち着きや安心感・安らぎを相談で得られやすいというのは、特徴の一つとも考えます。そのような関係を重視しながら、友人への相談や悩みに一緒に取り組んでみるのはいかがでしょうか?

さいごに

悩みや辛い時、友人との相談について、記載をいたしました。友人であるからこそ、相談を受ける側も気負ってしまいやすい反面もあるかもしれませんが、もしかしたら相談されるご友人は、安らぎや安心感、落ち着きを求めていることもあるかもしれませんという記事でした。もちろん、なかなかそこまで上手にバランスをとれる友人関係も難しいことも多いと思います。その時には、是非カウンセラーや心理士への相談もご検討くださいね

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監修者

カウンセリングルームここまり医師

カウンセリングルームここまりの精神科医師と公認心理師・臨床心理士による記事記載と投稿。

医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。

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