「頑張った・無理しすぎた時の過ごし方」について紹介

仕事 学校

2023.06.23

「頑張った・無理しすぎた時の過ごし方」について紹介

頑張りすぎる時はどのような時ですか?

学校や仕事の場面で頑張った、無理しすぎたなと思った時はありませんか?

休み明けの学校や会社

苦手な上司とのやり取り

苦手な科目の勉強

会議や発表などのプレッシャーのある行事

時間やスケジュール通りに、過ごしたこと

などなど、いろいろとあると思います。

ちょっと、頑張ったとき、無理しすぎた時、取り入れてみようかなと思う、あるいは何となくそのような気分になれそうなものになればと思い、今回の記事ではいくつか紹介してみました。

自宅でのんびり過ごしてみる

頑張ったな、無理しすぎたなと思った時というのは、達成感が大きいと「アドレナリン」が出て、「今の状態ならいろいろ取り組めちゃうかも」「これから何して楽しもうかな」といった心理になることもあるかもしれません。

しかし時間と共に、心身の疲れは意外にも大きく、溜まっていた疲労が一気に押し寄せてくることがあり、次の日なかなか思うように動けないなどの、反跳が出てしまうことも少なくありません。

自分の体調がつかめて、日々のサイクルが少しづつ安定するまでは、自分の自分をいたわる時間、適切な休息もとても大切でもあります。

どんどん目標を上げすぎない

頑張れた達成感、やり切った充実感はとても大切です。その結果、ついつい、さらに高い目標を設定したり、してしまうことがあるかもしれません。もちろん、目標を高く設定することは悪いわけではありません。

ただ、無理しすぎた先にある目標は、疲労感や疲弊を一気に加速させ、目標に届かなかった時の落ち込みを強くさせてしまうことがあります。

目標よりも、できたことを増やしていくことがベスト

頑張った、無理しすぎたと思った時には、まずは目標にこだわりすぎず、できたことを増やしていくことがとても大切です。

「今日よりも明日」「明日よりも明後日」という思考ではなく、

「今日できたこと」

「できるようになったこと」

「繰り返してできるようになったこと」

「少し余裕を感じられたこと」

「つらくてもちゃんとできたこと」

沢山、自分の中で見つけてあげることがとても大切です。

さいごに

追い詰められて達成する目標や、「達成感」によるアドレナリンの一時的にハイな状態で達成した行動よりも、できることが増えていく「成功体験」から出発する取り組みや意欲の積み重ねは実は大切です。

そのような意味でも、体力の回復や休息のサイクルをちゃんと組み込むことはも重要な事であります。

楽しめないとき、疲れ切ってしまったとき、あなたはどう過ごしていますか?

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監修者

カウンセリングルームここまり医師

カウンセリングルームここまりの精神科医師と公認心理師・臨床心理士による記事記載と投稿。

医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。

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