家庭 恋愛
2022.12.13
『婚活編』とりあえず、異性と付き合ってみるが、すぐに別れてしまうことありませんか?
INDEX
『付き合ってみること』お互いを深く知る上でも大切な期間
お互いに良い人間関係を築けるかどうか、見極める大切な期間
まずは、付き合ってみる。婚活の場でも、お互いを深く知る上で大切な期間ですよね。
とくに結婚生活を想定した時、お互いに良い人間関係を築ける相手かどうか、しっかりを見極めることはとっても大切。
お互いの時間を共有し合いながら、互いの価値観や人間性を理解し合おうとするのではないでしょうか?
付き合ってみないと『見えてこない部分』もある
相手を知る上で必要でもある
互いに歩み寄り、良い人間関係を築くには両者の協力が必要不可欠です。
どちらか一方が我慢と無理をして長続きさせた協力関係は大変脆く、いつも不安定なので、その後も安定した人間関係を送りづらいことも事実なのです。
もし、人間関係を築くための協力関係が築けないと分かった時には、別れを告げたり、告げられたりということは仕方のないことかもしれません。
短期間で別れや出会いを繰り返す機会が多くなってきて、気持ちがなかなかついていかない、自分に自信がなくなってしまった、もしそう感じる方はこちらの記事もご参考ください。
【ただし注意!?】お互いの新鮮味が褪せていくにつれて、関係が終わってしまう方
特別な体験から抱く好意は長くは続かない
もし、短期間で付き合ったり、別れを繰り返している方で、お互いの新鮮味や特別な体験を特に重視されている方は、いらっしゃいますか?
お互いの新鮮味や特別な体験から得られる好意を重視している場合には、新鮮味が褪せ、特別感が薄れた時の物足りなさが耐えられずに、すぐに関係を終了させてしまうこともあります。
あまり婚活の世界では多くないかもしれませんが、周りから制止が入るほどの、やんちゃな人と付き合う傾向の人に多く、しかし一方で、特別な体験から抱く好意はそう長くは続きづらいものでもあるのです。
新鮮味がある時期だからこそ、得られる特別な行動や要求に慣れてしまうのも注意
また、新鮮味がある時期だからこそ得られる、特別な行動や要求を求め、愛情表現であると慣れてしまうことにも、注意が必要です。
『優しくしてもらえた』・『褒めてもらえた』・『◎◎してくれた』といった、普段の友人関係ならできない特別な要求を恋人が認めてくれることは、恋人関係ならではの体験ではあります。
しかし特別感から得られる好意こそが、愛情表現と捉えてしまうこと自体が悪い事ではありませんが、時間の経過とともに成熟するお互いの関係に対して、見劣りを感じてしまいやすい傾向があるので注意が必要です。
特別な愛情表現でない、愛情もあるとはどういう意味か
愛情というのは特別な行動や言葉だけではなく、お互いの関係の中にも確かに存在するという気づきも大切かもしれません。『そっと寄り添ってくれること』、『さりげなく気を遣ってくれること』、『一緒に楽しいと思える時間を共有できること』など、些細なことでもたくさんあります。
また、分かりやすい愛情表現や言葉を重視される傾向の方に、自分に自信がなく、相手の特別な行為で自分の存在を確認したり、また大変傷つきやすく繊細な一面などをお持ちの方もいらっしゃいます。刺激的な愛情だけではなく、少しづつ積み重ねていく愛情もありますから焦らなくて大丈夫なのです。
共感できるところがございましたら是非あなたのお話をおきかせくださいね。
【ただし注意!?】付き合う相手、結婚相手を見つける事で安心を得ようとしている方
相手が見つかるという『安心感』を優先して、無理して付き合ってしまうことも
付き合うこと、結婚相手を見つけることで、安心を感じたいと思っている方は、大切な判断を、一時的な感情に任せてしまうこともあるので注意が必要です。
心のどこかで「合わない」部分を感じながらも、相手が見つかるという安心感(ポジティブな側面)があるために、「合わない」部分については無視して付き合い、本当に好きなのかどうかという事よりも一時的に心を満たすことを優先してしまう、という心理も働いてしまいやすいからです。
無理した感情は、相手に対する嫌悪が急激に出現しやすく、急速に関係が冷めて破綻しやすい
しかし、無理した関係は、時間の経過とともに、相手との関係性が深まって人間性が分かってくるようになると、相手のことが嫌になったり、反対に自己嫌悪になって交際が続けられないという状態に陥ってしまう事があるのです。
その為、別れの決断も突如として起きやすく、時にはすべての連絡を突然絶ってしまうなど、一方が心の整理が追い付かずに、お互いにとってダメージが大きくなりやすい別れを迎えてしまうことも多いのです。
【ただし注意!?】自信のない事や、満たされていないと感じる部分を恋人で埋めようとしてしまう方
相手から必要とされているという感覚のために『尽くしながら』付き合ってしまう
相手のために尽くす、必要以上に相手に合わせて行動をしてしまうなどありませんか?
相手の都合のために、自分の睡眠時間や仕事、更には友人との時間を何度も調整したり、相手を必要以上に気遣って行動をしすぎてしまっている場合は要注意です。
他人は自分に対して何もしれくれない、自分のことは理解してくれないといった感情を抱きやすく関係も終了しやすい
自分のアイデンティティが他者によって支えられていると、とても脆く些細なことがきっかけで傷つきやすいです。尽くしすぎることで、次第に相手から大切にされなくなったり、感謝の気持ちが薄らいでしまったりすると、自分はこれだけ我慢しているのにといったネガティブな感情が生じてしまい、関係もぎくしゃくしやす不安定で、破綻してしまうことがあります。
≪振られたり・別れた時の対処法①≫焦る気持ちを見つめなおしてみて
【焦る気持ちは禁物】『焦り』は普段の自分よりも、行動も判断も下手。
結果として別れたり、振られたりしてしまった場合、その事実が冷静に判断できずにひどく落ち込んだり、傷ついてしまうこともあると思います。
そのような辛さや焦りのために、そのまま焦った行動が、仕事やプライベート、その他の婚活活動へ影響を招いてしまうこともあります。
焦る気持ちは、冷静な行動を欠き、後悔や落ち込みをさらに大きくしてしまうので注意が必要です。
【冷静さが大事】別れること・振られることも、相手を知る上で必要だった結果
冷静さを保つことは大変重要です。先にも述べましたように、お互い良い人間関係を築けるかを見極める期間であり、その関係は双方の協力関係がないと成り立ちませんし、そうでないと無理をしてもお互いに長続きはしにくいものです。
婚活や異性と付き合う上で、必要以上に強い焦りは禁物です。本当の自分の気持ちを無視してしまうことや、不必要に自分を安売りしてしまったり、冷静さがないために、後悔を生む行動を起こしてしまうこともあるのです。
≪振られたり・別れた時の対処法②≫誰かと話をしてみてみませんか?
【誰かと話をしてみませんか?】落ち込んだ気持ちや、焦る気持ちを抑えることはなかなか難しい
別れてしまうことや振られたりすることはとってもつらい事です。しかし無理した判断をして、その結果、形式的な家族関係や結婚生活を送ってしまうことも、もっとずっとつらいものなのです。
なかなか切り替えができず、人付き合いに疲れてしまった時には、ゆっくりと休息をすることも大切です。しかし、上手く自分の感情がコントロールができない時、ここは冷静になるべきだと思う時、またこの記事に少しでも共感すると感じる時、ぜひ遠慮なくあなたのお話をお聞かせくださいね。話してみることでスッキリすることもあるはずです。
振られたり・別れた時こそ、自分に向き合えるチャンス!!
付き合ってみることで、自分をもっと知り成長することもできます
誰かと付き合ってみることは、相手を深く知ろうとするだけでなく、自分はどうありたいのか自分ともじっくりと向き合う時間にもなります。
その結果、もっと自分はこうありたいと、目標をもって取り組むべきことが見えてくることや、反対に反省すべき点を見つけるかもしれません。それも自分の成長ってことで無駄ではなかったと思える日や、新しい自分とともに出会える環境もまたあると思います。
貴方の体験談やお話を是非お聞かせくださいね。
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監修者
カウンセリングルームここまり医師
医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。
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