家庭 子育て 心理
2023.01.25
【夫婦の不満についての心理アドバイス】期待も不満も一緒になって表れやすい
夫婦の不満について
夫婦の不満というのは大変複雑で、奥が深いものです。
一緒に生活していることや、生涯のパートナ―であるが為に、過去の事でも一切スッキリと忘れ去ることもなかなか難しく鮮明で、些細なことがあっても感情が大きく高ぶってしまい自分一人では抑えきれない時があります。
今回は、夫婦の不満についてをテーマとして心理的なアドバイスも含めて記載をしています。
夫婦の不満は、時に『期待』と重なって増大することがある
夫婦の「不満」は、ときに相手への「期待」と隣合わせで生じてしまうことがあります。
「期待」しているのに得られない不満と、現実的に困る言動に対する「不満」、不満が満たされないと、イライラや怒りが募りより大きな「不満」や「爆発」へと変わってしまうことがあります。
「どうして分かってくれないの」「いつも嫌になってしまう」、と大きく強いネガティブな感情になって自分を押しつぶし、より苦しめてしまうことがあります。
心のバランスが大事
不満は、なかなか一人で解決もできません。また、その不満の原因改善を相手に求めることも難しい時があります。
不満は、自分一人で解決しづらいことがあります。
また、不満の根源を相手に正すように求めても、なかなか改善しないこともあります。
別の視点や、共感を大切にしてみる
だからこそ、自分以外の人の考え方に触れてみたり、自分の不満を誰かに共有してもらうことは大切です。肩の荷が下りたり、自分の視点が少し広くなって、自分を押しつぶしそうになってしまう、強いネガティブ感情にも時には対処できるようになることがあります。
さいごに
不満というのは、大きくなると爆発しやすくなってしまいます。そして夫婦では特に、「期待」と「不満」が合わさって大きなイライラや怒りに昇華しやすい傾向があり、爆発した不満をこらえるのには大きな忍耐力が必要となりますし、時には不満が自分を押しつぶしてしまいそうになってしまい、「自分が耐え続ける」か「自分がここから去るべきか」しか方法はない!といったように視点が極端化されてしまいやすくなってしまいます。
是非、夫婦の不満でお困りの方は、カウンセラーや心理士へ相談してみることもご検討ください。こちらの記事では、夫婦の不満に関するカウンセリングについて記事を記載しております。
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監修者
カウンセリングルームここまり医師
医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。
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