どちらの決定にしようか迷った時の、冷静な視点とは?どうしたらいいの?

家庭 仕事

2023.01.04

どちらの決定にしようか迷った時の、冷静な視点とは?どうしたらいいの?

なかなか結論が出せないときこそは、時間をかけるべき!

あなたはどんな時、決定に迷いますか?

ここでは、なかなか結論が出せない、どちらの決定にしようか迷った時の、冷静な視点について記載をしています。

カウンセリングルームここまり

迷いにくい時はこんな時

今すぐ決断や行動に変化を与えてしまうほどの、強い勢いとタイミング、そして意欲がピタと重なるときには、「よしこうしよう!!」と迷わず『自分の選択肢』をどれかチョイスして、次の行動へと移ることができると思います。

迷ってしまう時は

しかし、そうは言っても、なかなか物事に『決定打に欠け』、当然どちらを選ぶべきか迷いがある時も多いはず。

今回は、どちらの決定にしようか迷った時の、冷静な視点というテーマで記載をしております。

大きな決断で迷いやすい

仕事を続けるか、転職するべきかなど、大きな決断時こそ、迷いは生じやすいと思います。

なかなか結論が出せないとき、「このままでいいのか」「それとも行動を起こすべきか」と、どちらにしようか、深く悩むときもあると思います。

【注意】迷うほどに焦りを生みやすい

そして、その『決定打に欠ける時』こそ、「どうしよう…どうしよう…」「何かしないと…やらなきゃ」と焦ったり、目先の事にとらわれすぎて、先の見通しが上手く見えなくなるという悪循環に見舞われやすいので注意が必要です。

焦りは「視野を小さくしてしまいやすい」

特に、焦りは、視野を小さくしてしまいやすく、「いまするのか、しないのか」「そうすべきか、やめておくべきか」といった、目前の視点で迷うようになってしまいます。

未来への選択に窮屈さを感じるように

将来像や未来に向けた大切な選択であるにも関わらず、「新しいことに挑戦してみようかな」「もっとこういう自分になってみたい」「こういう世界が見てみたい」という当初の目指す熱い想いよりも、目先の「すべきか、しないべきか」といった、目前の極論に迫られるようになってしまい大変窮屈さを感じてしまいます。

『後悔するか/しないか』という視点が、『焦り』と相乗効果になり余計につらい

そしてそのような目先の視点は、「もしかしたら後悔するかもしれない」という心配事を大きくするため、本来であれば『気持ちよく未来を選択したい』のにも関わらず、次第に『打算的な選択に追い込まれるようになる』ので、注意が必要です

時間をかけて、落ち着いて自分を向き合おう

焦っている時こそ、もう一度広い視野で、落ち着いて観察してみましょう

あなたも、あなたの周囲も変化することがある

ここで、注意が必要なことは、『誰かに決めてもらうことではありません』。

時間をかけることや、重要な決定を後伸ばしにすることは決して悪い事ではなく、物事にはタイミングがあり、そのときどきの周囲の環境と状況によって、意外にも大きくあなたの決定を左右するのです。

焦っている時こそ、もう一度広い視野で、落ち着いて観察してみましょう。

『決めなきゃ!!』というプレッシャーに押しつぶされそうになった時にはカウンセラーにも頼ってコントロールしてみて

カウンセラーや心理士は貴方のお話をお伺いしながら、あなたの感情を共有し、対話を通したあなたの気づきを大切にいたします。お気軽にご相談くださいね

さいごに

どちらの決定にしようか迷った時の、冷静な視点をご紹介いたしました。

もしこれを呼んで、「少しほっとした」「読んで安心した」と思われた方は、『決定すること』に集中しすぎて、大変窮屈さを感じていた部分があったのかもしれません。

時間をかけることや、もっと広い視点で考え直すことは、あなたの決定をきっと後押ししてくれることでしょう。

カウンセリングルームここまり

監修者

カウンセリングルームここまり医師

カウンセリングルームここまりの精神科医師と公認心理師・臨床心理士による記事記載と投稿。

医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。

※只今、オンラインカウンセリングの新規受け入れを休止いたしております。相談歴がある方は担当カウンセラー宛に当ルームへご連絡ください。

このサイトは医療機関である心療内科・精神科のひだまりこころクリニックによる指導・監修がなされています。