家庭 子育て 仕事
2022.12.13
楽しめないとき、疲れ切ってしまったとき、あなたはどう過ごしていますか?
INDEX
楽しめない時、日々に疲れた時、貴方はどう過ごしていますか?
楽しめないとき、日々に疲れた時、何をしたら良いのだろう。と考えてしまうことはありませんか?
ここでは楽しめないとき、日々に疲れた時の過ごし方ポイントを解説いたしております。
楽しめないときや、日々に自分が疲れたなと思う時はどのような時ですか?
- 仕事や友人と上手くいかないことがある時
- 誰かと比較して、まだ足りないと感じたり・不満を感じてしまう時
- 頑張っても報われない、何をしても単調であると思ってしまう時
- 孤独を感じてしまう時
楽しめない理由や自分が日々に疲れてしまったと感じた時、様々な気持ちや理由が背景にあることはありませんか?
疲れた時こそ、原因を探して対策をするのは時期尚早な場合も
楽しめない理由や日々に自分が疲れたなと思う理由を探し、まず原因を対処しようとすることはありませんか?
例えば、以下のような、取り組みは確かに楽しめない理由の解決としてよく考えることかもしれません。
- 人間関係を修復するように努める
- 人との交流を増やす
- 仕事や趣味を頑張る
- 不満を感じないように他人との比較をやめる
しかし、これらの行動は、タイミング次第では逆効果である場合が多いので注意が必要です。
【心理ポイント】楽しめない時こそ、上手くいかない自分を否定し落ち込みやすい
上手くいかないことが続いて疲れ切ってしまうと、ついつい『反省』と『改善』といった思考を抱きやすくなってしまうが注意が必要です。
・上手くいかない楽しめない理由は頑張りが足りないから→(単純にはそうとは言い切れ『ない』が)
・自分にまだ足りないと疲労を感じてしまうのは他人との差異が大きいから→(単純にはそう言い切れ『ない』が)
・人間関係に疲れてしまったのは自分の努力と配慮と修復が足りないから→(実際にはそう言い切れ『ない』部分もあるが)
そんなことをついつい考えがちです。
楽しめない時、自分が日々に疲れてしまった時こそ、すぐに理由や原因を突き詰め、解決しようとする行動ばかりがやるべき事ではないのです。
心や体の疲れには、充電期間は大切です。自分の心や体が何を求めているのか、という意識も大切ですよ。
【提案】楽しめない、自分が日々に疲れてしまった時、何をしたらよいのか
では、楽しめない、自分が日々に疲れてしまった時にはどうしたらよいのでしょうか?
そのような時には、やらなくてはいけないことをあれこれ考えて、焦ったり落ち込んだりしてしまうよりも、まずは目を閉じ、たった今の自分の想いを受け取ってください。
『今までやってみたかったもの』・『今までの反省を踏まえて行動する』『今後、どうありたいか』といったアレコレではなく、『たった今の自分の気持ちに素直になって、いま見てみたいもの聞いてみたいもの、やってみたいものを大切にしてみる』のはいかがですか?
【リストにしてみました】やってみたい気分だなと思うものはありますか?
- 今、やりたいこと(睡眠、ぼうっと外を眺める、ドライブ、キャンプ、日光浴、自然の散歩、アロマ、読書…etc)
- 今、自分が聞いてみたい音楽(クラッシックでも、ポップでもロックでもOK)
- 今、自分が見てみたいもの(花や自然、動物や生き物、絵画やアート、テレビなど何でもOK)
- 今、自分が読んでみたいもの(漫画やWEBコンテンツ、恋愛・ホラー小説でもOK)
- 今、食べたいもの(和食・洋食・スナック菓子、国籍料理、実親の料理、駄菓子、デパ地下食品…etc)
どうでしたか?自分の中に、『今はこうしてみても良いかもしれない気分』というのが、もしかしたら一つでも当てはまる部分がありましたか?、それとも例にはなく自分はこう!と思うものがありましたか?
【充電期間なら】自分の体調や『メンタルに応じた感性を大切』にしましょう
疲れた時こそ『原因の改善・対策』よりも、今は何をして過ごしたい気分なのかが大切
疲れた時や、楽しめない時こそ、普段の時とは違う、行動や感性を求めることは良くあります。
そしてその感性は、自分の体調やメンタルに応じ、時に必要な情報や効果をもたらしてくれることもあります。
楽しめないとき、自分が日々に疲れてしまった時こそ、今何をしてみたいですか?
毎日、気分や感じ方が違っていても良いと思います
『何をして過ごしたい気分なのか』もしかしたら今日と明日では気分が違うかもしれませんね。
でも、そんな時があっても大丈夫です。
どういう気分・体調なのか、どう過ごしたいのか、いつだって感じ方は少しづつ変化します。
かくいう筆者はどうだった?
かくいう私は、疲れてどうしても何もしたくないなと思った時、≪高校生の時、好きだった音楽が聴いてみたくなりました≫。
高校生の時に好きだった曲は、大人になった近頃では正直、共感も感銘も薄れて遠ざかっておりましたが、今回ふとした瞬間に聞きたくなったのです。
そして時には、日本の歴史上の人物のゆかりのある土地や資料館にふらっと行ってみたくなったりしたこともありました。普段は、山とか海のドライブが好きですが。
【疲れた時、楽しめない時】従来の趣味や特技に固執して行動する必要はない
自分の体調とメンタルに応じたコンテンツ文章や景色、過ごし方はとても大切です。
普段できていたことや、以前の趣味ができていたかという点に固執することは、それまでのメンタルや体調と違う今となっては、相当な負担でしかない場合もあります。
静かに過ごしてみたい。そんな時には、“そういう気分”なのです。ゆっくりと休んでみることは大切ですよ。
【疲れた時、楽しめない時】普段は話さないような相手に話を聞いてもらいたい気分だって良い
普段から親しい家族や友人であっても、『話をしたくない』そんな気分もあると思います。
むしろ話を普段ならしない相手に、聞いてもらいたい、そういった感覚も時にはあると思います。
新しい感覚を求めている気分もあってもいいのです。カウンセリングルームここまりでもカウンセリングを行っています
まとめ
日々に疲れた時、楽しめない時こそ、『従来の感性に固執せず、今の感じ方や感性を大切にしてみて』という話題で記載をしてみました。楽しめない原因や対処を突き詰めるよりも、時には自分の感性に応じた心や体の充電期間はとっても大事ですよ。
話したい相手、効きたい音楽や、読みたい文章は、その時の気分によって違うのはあっても良い事ではありませんか?
疲れたな―。楽しめないなと思う時、心や体調が何を求めているのか大切にしてみて、ぜひ穏やかに充電をしてみてくださいね。
体力も気力も疲れ切っている状態で重要な決断をするよりも、自分の体調や気力を整えてみると、湧いてくる目標や今後の活動に対する思いも変わると思いますよ。
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監修者
カウンセリングルームここまり医師
医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。
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