仕事 心理
2023.03.07
職場の冷たい人はどんな特徴?3つの対処法について
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職場の冷たい態度の人、時に困りませんか?
職場の冷たい態度の人がネックで、仕事の付き合いで気分が重くなってしまったり、仕事がなかなかスムーズにいかなくなったりすることはありませんか?
職場の冷たい人にはいろいろなタイプの方がいらっしゃると思います。今回はそのうちの主な特徴として3つ挙げて記載をしてみました。
【職場の冷たい人の特徴①】考えが自己中心的な場合も
考えが自己中心的で、職場で冷たい態度になってしまっていることも
自分さえ良ければよい、相手がどう思おうと関係ない、自分は周りと違うからいいんだ、という気持ちが少なからずあると、『相手への配慮に欠け』「仕事上での複数人でのチームワークで支障をきたしてしまう』こともあります。
時には、あなたの成功を素直に喜べず、冷たい態度をとっていることもあります。
【職場の冷たい人の特徴②】余裕がない場合も
気持ちの余裕のなさ、キャパシティーの余裕のなさ
感情の余裕がない、キャパシティーのなさが大きく出てしまうと、職場では仕事を増やしたくないという拒絶、目前の損か特かという視点でしか対応できなくなり、職場において周囲への冷たい態度に繋がってしまうことがあります。
【職場の冷たい人の特徴③】冷たい態度が性格・日常の様子になっている場合も
冷たい態度が通常の様子になっている、あるいはその人の性格・キャラになってしまっている
そもそも、コミュニケーションが苦手で、周囲とのかかわりが苦手な方もいます。
もしかしたら、時に自分の事を客観視することができずに、周囲とのかかわりにぎくしゃくした関係を意図せず生じてしまっていることもあります。
また、「事務的なやり取りと態度」が職場での在り方と考えている方もいますし、その結果として周囲に冷たい態度と捉えられてしまっている方もいます。
【トライしてみたい対処法①】どんなタイプなのか?冷静に分析してみる
【自分さえよければいい?余裕がない人?】貴方のイライラやあなたの頑張りに無関心でそれが感情を逆なでているかも
職場での冷たい人に対して、気を遣うことに疲弊したり、返ってきた反応に辛い思いをしてしまった時に、落ち込んだりイライラしてしまうこともあるかもしれません。
そんな時こそ、上記のように相手を含め冷静に分析してみることはいかがでしょうか?
自分さえ良ければよいという人や余裕がない人は、あなたがイライラしていても無関心かもしれません。
また、あなたの頑張りを素直に評価できず、興味がないといった態度をとってしまうこともあり、あなたのイライラやむなしい感情を逆立ててしまっている可能性もありますので、不本意ながらも、あなたや周囲に冷静な対応が求められる場面なのだろうという冷静さも大切になってしまいます。
【職場の環境も冷静に見てみる】スタンドプレーが許される職場ではなく、チームプレーの職場が多い時。上下関係があると苦労も大きくなりやすい
貴方の職場は、一人のスタンドプレーでも、成果が得られる職場ですか?
それとも複数人との連携が求められチームプレーで成果が得られるような職場ですか?
チームプレーの職場の場合、周りが気を遣うなどの配慮が必要になったり、周囲が苦労を感じる場合には、チームとしてのパフォーマンスが落ちやすくなってしまいますので注意が必要です。
また、職場で冷たい人は、目下の人に対してだけそのような態度をとるなど、職場の上下関係が影響していることもあります。
【トライしてみたい対処法②】すり寄りすぎない。距離感を大事にする
【冷たい人はどんな人?】相手を変えることは難しい場合が多い
周囲にあまり興味と関心がない人に対して、『周囲に目をもっと向けるよう』に働きかけることは、なかなか難しいものです。つまり、あなただけでなく、他人が個人の考えに何らかの変化をもたらそうとすることは大変難しい事でもあるのです。
【自分さえ良ければよい?余裕がない人?】関係構築を狙って近寄っても、解決しないことが多い
職場での冷たい人がいると、『自分の態度が悪かったのかも、次はこうしよう!!』『相手の気分を損なってしまったのかもしれない』といろいろと考えることがあるかもしれません。
しかし、自分さえ良ければよいという自己中心的な考えが根底にあったり、キャパシティーがなくて仕事を受けらない事情があって、冷たい態度をとっている場合には、ご機嫌取りをしても効果が薄く、問題は解決しないことがあります。
関係構築が図れない相手であれば、むしろ最低限の付き合い(距離感)を考慮せざるを得ないことも
職場での冷たい態度の人は、一緒に取り組んでも、精度の高い仕事ができない可能性も十分にあり、あなたの頑張りに応じた結果も得られにくいこともあります。
その場合には、ビジネスマナーとしての挨拶、報告・連絡・相談を考慮しつつ、最低限の付き合いや距離感を検討せざるを得ないかもしれません。
【トライしてみたい対処法③】プラスの暗示も必要に
苦境にさらされた時こそ、あなたの内なる欲望が生まれるチャンス!!
これまで職場の冷たい態度の人を分析したりしてきました。結局のところ、あなたが気を遣ったり、仕事のパフォーマンスへの影響も避けられない面も多いということを目の当たりにしてしまった時、『もはや気を遣ってもしょうがないのか・・・』『相手にするのも仕方ないかも』と思うこともあるかもしれません。
そんな時こそ、プラスの切り替えがとっても大きな意味が持ちます!!
『私の仕事は気を遣い続ける事じゃない!!』『もっと成果を出してやる!!』『自分はこんな上司にならない(でもっと成長する)ぞ!!』
といった、苦難を乗り越えた先の自分の姿を目指してみることも、広い視野を持ち苦難にさらされても、あなたが成長し続けられるきっかけにもなります。
【トライしてみたい対処法④】負担感の軽減へ。仕事の同僚や友人、カウンセラーなどの相談も検討してみて
同僚や友人・カウンセラーなどに不満や感情の共有をしてもらえるだけでも負担感は違う
ですが正直なところ、職場には責任感の強い方が多いのも事実ですから、どんなに”距離感を取れ”・”冷静に対応しなさい”と言われても、職場の冷たい態度の人たちとの間に挟まれ、『わたしが仕事を何とかやり遂げなければ!!』『このままじゃ、みんなに迷惑が掛かってしまうから私が頑張らなければ!!』とあなたに極端な負担配分が起きてしまいやすく、つらく悩まれる場合も非常に多いのではと思います。
相手がどう思おうと関係ないという気持ちの人でしょうか?
それとも余裕がなくて周りに気を使えない方でしょうか?
それともそのような態度が本人になじんでしまっている方でしょうか?
不満や今の感情について、一人で抱え込まず話をしてみませんか?誰かに共有してもらうことで気持ちの余裕がすこしづつ生まれ、負担感が変わって行動に余裕がでてくることもあります。
もちろん、同僚や友人だけではなく、心理士やカウンセラーにもお話いただけます。心理士・カウンセラーは貴方との対話を通して、あなたの考えや気づきを大切にいたします。
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監修者
カウンセリングルームここまり医師
医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。
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