ドキドキするような恋愛を続けたい!!だけど恋愛は短命…どうして?

恋愛 心理

2023.03.28

ドキドキするような恋愛を続けたい!!だけど恋愛は短命…どうして?

ドキドキするような恋愛を続けたいのに、なぜか恋は短命・・・

ドキドキするような恋愛感情がどうして長く続かないのか、そうこうしているうちになぜか恋愛感情も冷めてしまうということはありませんか?

この記事では、ドキドキするような恋愛を続けたいのに、なぜか『恋は短命』になってしまう傾向について解説をしております。

「相手に求めるもの」と現実とのギャップが大きい可能性はある?

「自分に合わない」と感じる方は男女ともに、知らず知らずのうちに自分の理想像を相手に求めてしまう、という場合があります。

付き合って直後は、相手への期待と理想化が進みやすい

付き合った当初は、テレビドラマや漫画さらには映画に出てくるような理想像を最初から相手に対して抱いている方は少ないのかもしれません。ですが、付き合うにつれて、だんだんと理想や期待を相手に抱くようになってしまう事は実はよくあるのです。

理想的な振る舞いだったとしても、そうでなくても、とくに最初は期待が高まりやすい

特に付き合った当初は、愛情表現やレディーファースト、その他の細かい配慮など、自分の期待する言動を相手が積極的にとってくれることもあり、自分が相手に対し、好意をどんどんと抱きやすい状況でもあります。

そのような、「いいな」「ステキだな」と思う言葉や行動があるだけで、“こんな素敵な人となら、良い関係が築けそう!”“もっと素晴らしいことが起きるのでは?”、“もっと素敵な一面を知りたい!”、“この先どんな楽しいことが待っているのだろう”、“私たちって運命かも!”というように自然と期待が高まり「理想化」されていくことがあります。

リアルな彼氏(彼女)が受け入れづらいギャップとは

交際初期の「幻想」に近い彼氏(彼女)像は時間の経過とともに薄れていき、徐々に相手のいろいろな面を知ることで少しずつ、付き合いたての頃の期待の高さとは違って、理想的な彼氏(彼女)」から「リアルな彼氏(彼女)」になっていきます。

上手く理想が昇華できない時。リアルな姿と、付き合いたての期待と楽しみに満ちていた頃とのギャップを受け入れることが難しくなってしまうのです。

「ドキドキ」が色褪せたり新鮮味が失せるにつれて、恋愛感情が下がってしまうことはない?

「こうしてほしい」という期待や「前はやってくれた」「こんなドキドキがあったのに」という思いから、徐々に「どうしてやってくれないの」「なんだか新鮮味がない」という不満が蓄積し、結果的に相手に対する諦めの気持ちが出てきてしまうことも少なくありません。

「新鮮味」「ドキドキ感」を恋愛の指標としすぎてしまうことに注意

また「新鮮味」「ドキドキ感」を恋愛の指標としすぎてしまうことには注意が必要です。「新鮮味」や「ドキドキ感」は『忘れられないほど刺激的』ですが、知らないうちに、『「新鮮味」「ドキドキ感」あってこその恋愛!!』という結びつきになってしまうと刹那的な刺激的を恋愛に求めることで、アップダウンに激しい人間関係経験し、人との付き合いに臆病になったり否定的な印象を持ってしまうこともあります。

さいごに

「ドキドキするような恋愛を続けたい!!」という想いを持っているけど恋愛は短命…という方は、もしかしたらこのような現実と理想のギャップや、「新鮮味」や「ドキドキ感」を主体とした恋愛の指標に特化しすぎ続けてしまうに大きく悩まされるのが原因かもしれません。

しかし、もちろん出会いというのは一つばかりではない訳ですので、すぐに別れを選択したり、理想人を追い求めることを含めて、相手と関係を終わらせてしまう事自体は何も悪い事ではありません。ただもし、人との付き合いに臆病になってしまったり、人間関係が長続きしない、あるいは思うようにいかないなどの悩みがあるときには、カウンセリングなどを通して自分を見つめなおしてみるきっかけは良いかもしれません。

理想と現実のギャップについて『カウンセリングパート1』

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監修者

カウンセリングルームここまり医師

カウンセリングルームここまりの精神科医師と公認心理師・臨床心理士による記事記載と投稿。

医師としてのメンタル診療やメンタルヘルスに関する視点だけではなく、様々な人たちの日々の悩みなどにも注目して記事の記載や監修を行っています。カウンセリングルームここまりは臨床心理士と公認心理師の所属する名古屋市の金山と名古屋駅のカウンセリングルームです。

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